目の疲れ

目の疲れは、心身の不調の原因にもなっています。私達は、視覚、聴覚、嗅覚、触角、味覚の五感を通じて身の回りの情報をキャッチしており、その情報を脳に送っています。脳に送られる情報の80%以上が視覚を通して集められているといわれ、物を見る仕組みには脳が深く関係しています。そのため、慢性的な目の疲れは目の不調ばかりでなく、心身の症状へと及ぶこと、少なくありません。特に現代社会は、日常生活でもタブレット端末を見たり、携帯電話のような小さな画面に顔を近ずける時間も多く、思っている以上に目に大きな負担を与えています。最近のスマートフォンやパソコンなどのディスプレイが明るく見やすいものになっていますが、この明るさを生み出すために使われているのがブルーライト(青色光)です。ブルーライトは波長が短く目に見える光の中では最も強いエネルギーを持っているのが特徴です。そのため強い刺激が網膜まで到達します。そのため長い時間見続けると、眼精疲労のほかに横班変性症などの疾患を引き起こす可能性が指摘されています。さらに、夜間にブルーライトを多く浴びると、脳が覚醒して睡眠の質が悪くなり、体内時計の乱れを招くという報告も上がっています。次回目の疲れのケアについてお話します。