冬は穏やかに過ごし、体力を蓄える季節です。私達の体は季節の移り変わりに合わせて、私達の体も変化しています。秋は、夏に消耗したエネルギーを補給する時期です。そして冬は、春の活動に向けてエネルギーを蓄える季節です。木々が葉を落とすように、生命力の浪費を防ぐように、穏やかに過ごすことが大切になります。ところが、年末は街の様子も気ぜわしく、楽しいイベントも多く、忙しくてもつい無理をしがちです。また、飲食の機会も多く、内臓にかかる負担もいつも以上です。こうした暮らしぶりが、活動モードの交感神経ばかりを働かせて休息モードの副交感神経を働かせる機会を失わせてしまいます。体のコンディションを整えておきたい時期なのに、体は緊張状態が続くばかり。そのために冬バテを招くことになります。筋肉の衰えや天候も冬バテを招く要因になります。筋肉は動かさないとどんどん衰えていき、体が冷えやすくなります。すると体は、熱を逃がさないように交感神経を緊張させて、全身の血管を収縮させます。寒さから身を守るために、いつも交感神経ばかりが働いて、心身をリラックスさせる副交感神経が働きにくい状態となります。冬バテしないように年末も元気すごして明るい新年を迎えましょう。
冬バテと自律神経
