老廃物のろ過機能
リンパ液には、たんぱく質、脂肪などの栄養素のほか、乳酸やアンモニア、尿酸などの老廃物も含まれます。リンパ管には、ところどころにリンパ液のろ過装置であるリンパ節があります。それらの老廃物をろ過する機能があります。リンパ節のかたちは、やや扁平なソラマメ状で、直径1mmと小さいものから、2.5cm位の大きいものまであり、体の部位によって数もさまざまです。リンパ節は鎖のように連なり、人間の体の平均650個、特に胃や腸など消化器周辺に約200個と多く分布しています。また、体の表面に近いところにもたくさん集まっており、後頭部の髪の生え際、耳の前後、首筋、わきの下、鼠頸部、足の付け根などに多くみられます。リンパ液は、リンパ節を通過するたび、リンパ節にある細かいフィルターで老廃物が取り除かれていきます。その後、リンパ液は再び静脈に入り、きれいな状態で心臓へと戻っていきます。
