脳梗塞の種類

脳梗塞は脳の血管が詰まることによって起きる病気。脳の血流が途絶えれば、栄養と酸素が供給されずに脳細胞が死んでしまいます。実際には3つのタイプの脳梗塞があります。太い血管で起きる2つのタイプ(アテローム血栓性脳梗塞・新原性脳塞栓症)は、ほとんどの場合、突然に発症し症状も重篤です。

一方、太い血管から枝分かれした脳の細い血管(微小動脈)でおきるのが、「ラクナ梗塞」です。ラクナとはラテン語で「小さい孔」「小さい空洞」などの意味する言葉だそうです。その名の通り病巣が小さいので、症状があっても軽く、まったく症状が現れない場合もよくあります。そのため、ラクナ梗塞を軽く見てしまう傾向があるようです。問題なのは、それが脳の奥深くで起きているということです。しかもラクナ梗塞は複数箇所で発症することが多く、そうなると気づかぬうちに言語機能や運動機能にかかわる脳細胞が死んでしまい、ことばが出にくくなる、歩行しにくくなる、といった症状が現れます。