尿路結石の症状には、背中や脇腹、下腹部の激しい痛みが挙げられますが、この痛みは「痛みの王様」「七転八倒の痛み」と表現されるほどです。痛みは夜間や早朝に突然起こることがほとんどで2~3時間程度続きます。しかし、常に激しい痛みとは限らず、鈍痛の場合もあります。さらに、痛みのほかに血尿や発熱、吐き気、膀胱炎のような症状を引き起こす場合があります。尿路結石とは、腎臓から尿が通る尿管や膀胱、尿道といった尿路に結石ができる病気です。結石は大きさが尿道により小さいと、自然に尿といっしょに体の外へ排泄されるため症状があらわれません。また、腎臓に溜まっている間も無症状です。しかし、結石が腎臓で尿管の大きさ、もしくはそれ以上の大きさになり、尿管に移動すると、結石が尿管に詰まります。すると、腎臓は尿が逆流したことにより膨張し、腎臓に圧力がかかります。腎臓の位置は背中側なので、背中からわき腹にかけて激しい痛みを引き起こしやすいのです。また、結石が膀胱にちかづくと、スムーズに尿が流れなくなるため、頻尿や残尿感といった膀胱炎のような症状が現れることもあります。さらに、結石で尿管が傷つけられると、血尿が出ることもあります。このように尿路結石の症状は、結石の場所、大きさにより異なっています。
尿路結石の症状
