健康な人の気道の内腔は広く、空気が十分通るので無理なく呼吸ができます。しかし、ぜんそくを発症している人の気道の内腔は、発作が起きていなくても、常に平滑筋が収縮し、粘膜層が炎症を起こして厚くなるため、狭まっています。炎症によって痰が分泌されることによって、気道はさらに狭くなり、過敏な状態となります。そこに何らかの刺激が加わってぜんそくの発作がおきると、平滑筋が強く収縮して、粘膜層もむんで厚くなります。炎症も強まるため、多くの粘り気のある痰がたまって、気道の内腔が極端に狭まり、空気の通りが悪くなります。なお、ぜんそく発作を引き起こす原因には、「アレルギー性」と「非アレルギー性」の2つのタイプがあります。どちらのタイプも、運動やたばこの煙、風邪や感染症、過労やストレス、気温や湿度の変化などが発作の誘因となります。
ぜんそく
