昨日食べたごはんや、小学校の頃覚えた九九など、簡単なことが思い出せないことがありますよね。脳は様々な出来t事や知識を記憶していますが、脳細胞も年齢とともの減少していってしまいます。記憶力をアップさせるにはどうしたらよいでしょうか。記憶力をアップさせるには、神経伝達物質「アセチルコリン」の分泌を高めることが必要となります。アセチルコリンは、睡眠中に記憶の定着にかかわる重要な働きをしています。睡眠には浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」があり、睡眠中には、この2種類の睡眠を交互に繰り返しています。そのうちレム睡眠のときに、脳はその日に体験したことや、学んだ知識などの記憶の整理を行っています。この記憶した内容を脳の中で整理しているのがアセチルコリンです。レム睡眠のときにアセチルコリンが活性化されることで、神経細胞同士が連携しやすくなります。、そしてそれぞれの記憶が関連付けられて整理されることで、記憶の定着が促進されます。つまりしっかり眠らなければアセチルコリンの恩恵を受けることができず、記憶力を高めることはできないということです。記憶障害が発症するアルツハイマー型認知症の方では、脳内のアセチルコリン濃度が低下していることがわかっています。アセチルコリンの分泌を高めるのは、アセチルコリンの原料となるレシチンという脂質が十分にとることが大切です。レシチンは、大豆や卵黄などに多く含まれています。ただしレシチンを多く含む食品をとればアセチルコリンがその分増えるというわけではありません。必要量のレシチンが不足状態になると、アセチルコリンが十分に作られなくなる可能性があるため、不足しないように毎日の食事で補うようにする必要があります。
睡眠が大切「記憶力」
