脱水の影響

脱水の影響を受けやすいのは、脳、消化器、筋肉などです。脱水があっても補給をすぐにすれば問題ありませんが、脱水状態が続くと血液が濃縮されて流れが悪くなり、脳や消化器への血流が低下して、めまいや立ちくらみ、吐き気や食欲低下などが起こりやすくなります。また大量の発汗などで体の塩分が不足したときは、筋肉痛やしびれなどの症状が現れることがもあります。さらに脱水がすすむと汗がでなくなり、体に熱がこもることでおこるのが熱中症です。脱水は、熱中症の入り口ということです。また、血液が濃縮されると、血管につまりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞の引き金になるケースも少なくありません。ほかにも長時間座り続けることにより、下肢の静脈の血の塊が血流にのって移動し肺の血管を詰まらせるエコノミークラス症候群、や血液中の尿酸濃度が高くなる高尿酸血症なども、脱水で血液の粘度が高かまることが大きな原因の一つ。脱水を防ぐことは、夏の健康を守るための「基本のき」といえます。