疲れない体をつくる③

頭を使う場合も、筋肉を使う場合も、細胞でエネルギーを作り出すために大量の酸素が使われます。その過程で発生するのが活性酸素。活性酸素は、もともと強力な酸化作用で体に侵入した外敵をいち早く倒す役割を担っていますが、その力が自らの細胞に向けられると、細胞はさび付き、傷ついてしまい、本来の正常な機能を果たせなくなります。これが疲労の正体。体には、活性酸素の働きを弱めたり、無毒にする抗酸化システムが備わっていますが、体内で処理できる以上の活性酸素が発生すると、体にたまって細胞を傷つけ、ひいては疲労につながります。さらに、活性酸素が細胞を錆びつかせたときに出る老廃物からできるのが疲労因子で、疲労した体とは、この疲労因子が増えた状態をいいます。

筋肉疲労・眼精疲労改善に「アスタキサンチン」

紅鮭やイクラ、藻などに多く含まれる、鮮やかな赤い色をしたカロテノイドの一種。細胞膜になじみやすいことから、強力な抗酸化作用を全身で十分に発揮してくれます。脳は、大量の酸素を必要とするために活性酸素が発生しやすい部位。この脳内にも入り込める数少ない抗酸化成分であるアスタキサンチンは、脳に発生した活性酸素を消去して、脳を守ります。また、運動中に発生する活性酸素が引き金となって筋損傷を起こすと筋肉疲労の原因になりますが、運動前にアスタキサンチンを摂取することで、筋肉疲労を軽減しやすい体になり、持久力が上がることが期待できます。さらに、眼精疲労の自覚症状やピント調節力が改善することも判明しております。