現代人の国民病2

首こりが慢性化する原因は、うつむき姿勢のほかに、体を冷やす環境や服装もあげられます。体が冷えると血管が収縮して、血の巡りが悪くなって筋肉のこりが生じやすくなります。

頭部外傷やむち打ちなどの外的な障害が影響していない場合は、ほとんどの原因はうつむいたり冷やしたりすることが多い生活環境にあります。首こりの影響は、周囲の筋肉の痛みだけにとどまりません。首は、脳と胴体を結ぶ神経と血管の通り道で、首の筋肉の内側には、血圧、呼吸、体温などの生命活動に必要な機能をコントロールしている自律神経が集中しています。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は心身が緊張・興奮するときに、副交感神経は心身がリラックスしているときに優位に働きます。首の筋肉がこってくると、この2つの働きのバランスが崩れて副交感神経の働きが阻害されてしまします。