体内時計は加齢とともに乱れやすく、体への影響も大きくなる。
私たちは朝起きて太陽の光を浴びて、きちんと食事をすることで、体内時計を調整していますが、加齢とともにその調節能力も低下してきます。朝日を感じて脳が目覚める反応力も、子供の時に比べ40代半ばで半減し、90代になるとさらに半減するといわれています。また、高齢になるほど体内時計が進みやすいこともわかっています。体内時計が1時間進んでしまうと日常生活の24時間時計では朝7時におきるつもりなのに、体内時計は1時間早く7時になり、目が覚めてしまいます。そして、夜は1時間早い時間に眠くなります。一方、若い世代に見られるのが夜更かしを続けて体内時計が遅れるケースです。朝7時に起きようとしても体がまだ6時なので眠くて起きられません。
本来、昼は活動し、夜は健やかな眠りにつくように、体内時計で調整されています。平均的には、健康なら体温、血圧、心拍数などが一日のうちで最も高くなるのは午後3時~4時ごろで、活動と眠りのためのホルモンの分泌が正常に切り替わります。しかし体内時計がずれれば分泌も乱れ、睡眠の質も低下します。体内時計は、送られせるよりも進めてしまうような状況の方がダメージがあるという研究結果があります。歳とともに体内時計の周期は身近くなりやすいだけに、昼夜の光環境とともに食事のとり方を見直し、体内時計をリセットする習慣を。それには、食べる時間を意識して、一日を良いリズムで暮らしましょう。朝食をしっかり摂る。夕食は早めに。夜食は控える。
