呼吸筋ストレッチ

日常生活のなかで、息苦しさや呼吸の乱れを感じたことはないでしょうか?歩いているとき、パソコンに長時間向かってストレスが溜まったとき、怒ったり泣いたり気持ちが乱れたとき、不安に襲われた時など。息苦しさを和らげる「呼吸筋ストレッチ」があると聞き、昭和大名誉教授本間教授にお聞きしました。本間教授によると成人は一日に約2万回呼吸をしており、呼吸は「生命活動の基本で、心のリズムも整えるもの」とされ、呼吸が阻害されると身体的に苦痛なだけでなく、心理的に不快になる。生活の質を低下させる:ことにもなりかねない。「息苦しさは生きぐるしさ。呼吸を楽にスムーズにできるよう、呼吸に少し意識をむけてみませんか」

なぜ息苦しくなるのか。呼吸の仕組みをみると、口や鼻から空気を吸い込むと肺が膨らみ、吐き出すと肺は縮む。だが、肺自体には膨らむ力ははい。肺を囲む胸郭にある筋肉が伸び縮みして肺は動く。この筋肉は20種類以上あり、「呼吸筋」と呼ばれる。

呼吸筋の弾力や筋力が老化などで弱まると、十分に空気を吐き出せなくなる。すると、肺の中に余分な空気が残り、肺は膨らみすぎた状態になり十分に吸えなくなる。結果、呼吸は速く、浅くなり息苦しさを感じるという。呼吸筋ストレッチは、呼吸筋を柔らかくするのが目的です。1は肺機能の改善2は息苦しさの改善3は気分の安定などの効果が期待される。このストレッチは7種類あり、吸う、吐くをセットで行い、ポイントは、ゆっくり吸い、ゆっくり吐くこと。外肋骨筋などを吸うときに使う「吸息筋」腹直筋などを吐くときに使う。「呼息筋」を伸ばすことを意識するとよい。本間教授は5分間程度でも朝・昼・晩など:一日に行う回数を増やし、毎日続けるのが効果的といいます。