腸内環境の乱れ 便秘

若い女性や高齢者に多い便秘ですが、。慢性的に便秘が続くと、日常生活に影響が出るだけではなく、ほかの病気のリスクにもつながることがわかってきたそうです。では、どうしたら解消できるのか?まずは、便が出る仕組みをおさらいしてみましょう。食べたものは6時間後には、小腸を通過する。大腸の中の結腸では、水分調節や蠕動運動をしながら、便をつくって直腸へ運びます。直腸と肛門によって、便は対外に排出されます。便秘はこうした機能がうまく働かず、排便回数が減ったり、便が硬くなったり、残便や腸の閉塞を感じたりする状態だそうです。旅行などで一時的に便秘になるのは問題ないが、長く続くようでは日常生活に支障が出て、慢性便秘症として、治療に対象になります。便秘になると、トイレでいきむことになるので、血圧があがりやすい。さらに腸では様々なホルモンや酵素の分泌が行われていて、便秘で腸内環境が乱れると、ほかの臓器の病気にもなりやすい可能性があるようです。国内の研究によると排便回数が4日に一度以下の人は循環器や脳血管の病気の発症リスクが高かったそうです。また、パーキンソン病や慢性腎臓病などの発症リスクとも関連があると指摘されています。(すまいる通信参照)

便秘解消には、まずは食習慣を見直す必要があるようです。そこから腸内環境を整えていくことが大切です。朝食は、食べると腸が動き出すので特に大切です。脂肪が少なく食物繊維が多い食事を心がけることに気を付けましょう。食習慣を改善しても便秘が改善しない場合には、薬を使うこともできます。便秘が長く続く場合は慢性便秘症の処方薬で治療できるので、医療機関に受診してみてください。(九州大学大学院医学研究院伊原准教授)