姿勢がよい人はいくつになってもかっこよく見えます。歩き方や立ち方ひとつをとってみても、自信がありそうな雰囲気になります。見た目だけの問題ではなく、姿勢が悪いと肩こりや腰痛といった体の不調にもつながります。では正しい姿勢とはどのようなものでしょうか。自分の姿勢をチェックできる方法をヨガ講師の森脇じゅんさんに教えてもうと、体の余計な力をぬき、壁を背にしてまっすぐ立つ。つま先を正面に向け、両足はそろえた状態で背中は壁にくっつける、あごをひき、後頭部もつける。このとき、背中側の腰の少し上のスペースに手のひらが1枚入ればよい姿勢です。手が入らなかったりする人は「猫背」だと指摘されます。逆に、スペースがあきすぎている人は「反り腰」です。猫背の人は、重心がかかと側にいきがち、あごを前に突き出す、太ももの裏側が張りやすいなどの特徴があります。一方反り腰の人は、重心がつま先側にいきがち胸を前に張り出す太ももの前や横が張りやすいなどの特徴があります。
姿勢が乱れる原因は、普段の生活のいろいろな場面に潜んでいます。例えば何気なくスマートフォンの操作もその一つ。スマートフォンを使いはじめて感じる体調不良の約半分は肩と首の部分のこりだそうです。顔を斜め下の画面を見つめ、やや前のめりの姿勢で操作するため、肩が前に入り込む『巻き肩」になりやすい。体の前側の筋肉が縮こまり、こりや疲労感だけではなく、呼吸が浅くなることで息苦しさにもつながります。肩を上下に動かしたり回したりする運動や、首の筋肉を鍛える運動をおすすめします。ほかにも家で掃除機をかけたり、台所で料理をしたり、前かがみになる姿勢は意外と多いことがわります。左右のバランスも大切です。重い荷物が入った買い物袋やカバンを持つときは肩や腕を左右に替える。椅子に座ってを足を組む際は、左右交互を意識したい。歩き方はどうか。まっすぐな姿勢であるば、ももの張りやおしりのたるみもなくなるため、見た目も美しくなります。足の動かし方も大切です。膝を櫃側に向けないよう、足の裏側やおしりの筋肉、インナーマッスルを使うことを心がけたい。とはいえいきなり体幹や筋肉を鍛えるトレーニングをするとかえって膝や腰などを痛めかねません。負担を和らげるためにサポーターを活用しながらがおすすめです。
