加齢と粗食

栄養不足は老化を加速します。中年以降の食生活で気を付けたいのは粗食による栄養不足です。野菜や海藻類、きのこ、魚などを積極的にとり、高エネルギー、高脂肪にならない食事が大切といわれてきましたが、中年期を過ぎたら当てはまらくなります。あまり動かないような暮らしをしていると、食欲がなく、噛む力が弱くなり、柔らかいものばかり食べるようになってきたりします。簡単で偏った食事で済ませてしまうので、その結果全身の老化が加速されて、筋肉や骨が弱り、血管の壁がもろくなり、免疫力が低下してしまいます。中年期に注意したいのはメタボ対策より栄養不足です。粗食は、脳の老化とも深く関連しています。全身の老化が進めば、当然、脳の老化も進みやすく栄養不足が招く血管の老化によって、脳の毛細血管が小さな脳梗塞を起こすことがあります。そのため血管性認知症を発症する危険も高まります。