寒暖差アレルギー1

アレルギーが原因ではないが、アレルギー性鼻炎と似た症状が出ることから寒暖差アレルギーと呼ばれる。自律神経のバランスが崩れていることが原因と考えられている。自律神経は、体が興奮、緊張すると優位になる交感神経と、リラックス状態になると優位になる副交感神経がバランスをとっている。例えば運動するときは交感神経が優位に、就寝するときは副交感神経が優位に働くが、このバランスがくずれると体に変調が現われる。過去の研究でも、血管運動性鼻炎の人は体が冷えてくると、鼻水がでることが確かめられている。(大阪市立大学病院:阪本教授)健康な人と血官運動性鼻炎の人の脚部を冷やす実験では、健康な人は交感神経の働きで鼻の粘膜が縮まって鼻水がほとんど出なかったのに対し、血管運動性鼻炎の人は粘膜の縮まりが抑えられ、鼻水がより多く出た。「これは自律神経に狂いが生じている体が気温の差に反応し、症状が出てしまうと考えられます。」と話す。最近の気温の変動を見ると最高、最低気温の差は平均で7~8℃。10℃以上の開きがあった日もあった。日ごとの寒暖差も大きい。急に寒さが増すこの時期に、寒暖差アレルギーの症状を訴える日田増えたようだ。高齢者は自律神経を整える力が落ちていることが多い。若くても、もともと疲れやストレスがあると、寒暖差に自律神経が追い付けず症状がでてしまうのではないかとみている。気象病に詳しい愛知医科大学の佐藤教授も「寒暖差が大きいと、自律神経が忙しく働かないといけない。体がついていけず、頭痛やめまい、体の痛み、うつなど様々な症状がでることがある」症状がでるのは女性の方が多いという。「寒暖差に対応するためにいは体を冷やさず、日頃から自律神経を整えておくことが重要です。」と話す。