体内時計の不思議

人間の体には、地球の自転に合わせた生体リズムを刻む体内時計が埋め込まれているようです。しかし、問題はその時計のリズムが歳とともにずれてくることです。体内時計がずれるとどんな不具合が起こるか?

血圧が上がりやすくなる。

血糖値が上がりやすくなる。

LDLコレステロール値が上がりやすくなる。

疲れやすくなる。

意欲や集中力が低下する。

日中や夕方に眠くなる。

真夜中にならないと眠くならない。

食事時間になってもお腹がすかない。

食事量が同じでも太りやすくなる。

記憶力や認知機能も影響をうける。などなど。

従来の栄養学では「何をどれくらい食べるか」という観点から研究されてきましたが、その前に「いつ食べるか」が非常に重要であることがわかってきたそうです。私たちの体には、睡眠や体温、血圧、心拍数、ホルモン分泌など、様々な生理機能の日内リズムが存在し、見えない体内時計によって、朝起きて活動し、夜や休むようにコントロールされています。体内時計は体のすべての細胞に備わっていており、脳内にある親時計は光によって制御されております。胃腸での食べ物の消化、吸収や、肝臓でのコレステロール合成などのリズムを刻む子時計に強く働きかけているのが食事です。

食べる時間や頻度によって体内時計のリズムは大きく変わり、健康状態にもさまざまな影響を及ぼします。実際に、朝食を抜く習慣は生体リズムを乱し、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高め、早めの夕食や規則正しい食事は、逆にリスクを下げることが示唆されています。