肩こりの予防と改善方法1

肩こりを改善するために、肩をもんだり、マッサージや鍼灸などの施術を受けたりする人は少なくないと思います。実際にそのあとは肩がほぐれて楽になることが多いでしょう。しかし、このような効果は一時的なもので、時間がたつとまた肩こりが生じるということになりがちです。その理由として、体の使い方や姿勢が肩のこりや痛みを引き起こす要因の一つになっていることが挙げられます。

例えばスマートフォンを見たり、本を読んだりするときに首が前に出る。

頭は倒れやすくなり、首や背中は動いていないのに、僧帽筋などの筋肉は、頭がそれ以上に倒れないように支え続けています。こののようにいつもがんばっている筋肉は負担が大きく、コリや痛みが発生しやすくなります。一方で、肋骨につく筋肉で、ものを持ち上げる、振り返る、立ち上がる、姿勢を正すといった動作にかかわる前鋸筋などは、さぼりがちな筋肉で、日常的に上半身全体を動かす機会が少ないことが要因の一つです。この筋肉が働かないと猫背になり、肩こりがおこりやすくなるという悪循環になります。