認知症について1

脳や体の病気が原因で、脳細胞が死滅したり、働きが悪くなって、記憶や思考・判断力が障害を受け、社会生活に支障が生じるようになった状態を認知症といいます。認知症には4つの種類があります。アルツハイマー型、レビー小体型、前頭側頭型は脳の神経細胞がゆっくり死滅していき、進行します。脳血管性認知症は、脳卒中などをおこして脳の血管が詰まったり、壊れたりすることが原因で脳の働きが悪くなるものです。もっとも多いのは全体の5割以上を占めるアルツハイマー型認知症。次に多いのはレビー小体型と脳血管性はそれぞれ2割程度とされます。

アルツハイマー型の初期の症状は、物忘れや意欲低下などからはじまります。中高年になると、人の名前がすぐに出てこないとか、鍋を火にかけっぱなしにしたといった経験がある方も少なくないはずです。認知症の早期発見がなかなか難しいのは、年相応の物忘れなのか、認知症なのか判断しにくいからでしょう。またアルツハイマー型認知症を発症しやすい要因としては、糖尿病などの生活習慣病があることがわかっています。ですから、脳血管性認知症と同様、まずは生活習慣病を防ぐことが重要です。