大寒を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続くようです。寒いと特に女性の方に多いと思いますが、冷え症の方が血行不良により体の部位が極端に冷たくなって不調を訴えるかたも多くなることと思われます。冷え症の方にはつらい季節かと思います。では手足の冷えはどうして起こるのでしょうか?人間の生命活動を維持する酵素がもっとも高まるのは、体温が37℃の時と言われます。そのため内臓のある体の中心部を常に37℃に保つために、環境の変化に応じて体温を調節しています。暑いときは、四肢末端や皮膚表面近くの血管を拡張させ、血液の流れる量を増やすことで外気に向けて熱を逃がし、それでも足りなければ汗を出して熱を逃がします。寒い時は、逆に血管を収縮させて熱の拡散を防ぎ、心臓や肝臓など重要な臓器が集まる体の中心部に血液を集めて、体温を維持しようとしています。そのため、外気や室温が低い時は、末端に血液が行きわたりにくく、手先や足先の温度が低下してしまいます。これが手足が冷えやすい理由です。
冷えを招く意外な原因1.椅子が高すぎると、足の重さが大腿部にかかって血行が悪くなり、足の冷えの原因につながります。2.長時間同じ姿勢で座っていると、お尻が圧迫されて血行が悪くなり、冷え症の原因のひとつである骨盤のうっ血を招きます。3.足を組むのも、下になる足に体重がかかって血行が悪くなるので要注意です。日常生活の中で工夫をして冷えを防ぐように努めましょう。
