体の中を巡る水分

水は私達の体を構成する重要な成分です。乳児で体重の約80%、幼児で約75%、小児で約70%、成人で約55~60%、高齢者で約50~55%が水分です。以上のように私達の体は大部分が水分でできていると言ってもおかしくはありません。この体の中のうち「リンパ液」という成分があります。私達の体は、約60兆個の細胞からつくられています。細胞の内外には多量の水分が存在しており、細胞の内側にある水分を細胞内液、細胞の外側にある水分を細胞外液と呼び、体内の水分の内2/3を細胞内液が占め、残りの約1/3が細胞外液となります。細胞外液は体液と呼ばれ、主に血液やリンパ液、脳骨髄液のほか、胸腔にある胸水、腹腔にある腹水、膀胱や尿路にある尿、さらに眼には房水などがあります。中でも体内の2つの川とよばれる血液とリンパ液には、密接なかかわりがあるといわれています。