新陳代謝とは、体の古い細胞を新しい細胞へと分解・合成させるしくみをいいます。たとえば膝をすりむいた時、傷ついた皮膚の下に新しい皮膚がつくられると、古い皮膚ははげ落ちて、新しい皮膚に変わることも新陳代謝のしくみです。細胞が新しいものに入れ替わる周期は体の部位によって異なり、肌の細胞は約28日、胃腸の細胞は2~5日、筋肉・肝臓は約2ヶ月、骨の細胞は約3ヶ月といわれています。細胞が生まれ変わるには酸素と栄養素が必要になります。体の中の各細胞は、動脈から栄養素や酸素を受け取り、それをもとに細胞の活動によって生命の維持に必要なエネルギーが生み出されます。同時に体に不必要な物質も作り出されます。これが老廃物の正体になります。新陳代謝が活発になると老廃物はより多くつくられますが、体内の老廃物を収集し、運び出すのが静脈やリンパ管の役割です。血液やリンパ液によって老廃物が滞らず排泄されると、新陳代謝の働きも活発になり、代謝がよくなります。
新陳代謝とリンパ
