夏は、暑さにより汗をかきます。尿路結石は夏の典型的な病気とも言われています。汗で水分が奪われて、尿が濃くなることで発症しやすくなります。また、近年増加傾向にある病気でもあり、障害のうち20人に一人は一度経験する生活習慣病ともいわれています。さらに、一度尿路結石になると、再発率が高いことも報告されています。結石とは尿中の成分が結晶化してできるもので、尿が濃くなったときにできやすくなるといわれています。夏の暑い日には、じっとしていても汗が流れてきます。汗は体温調節のために、体の表面から水分を蒸発させ、体温を下げているのですが、この調節により体内の水分が奪われ、体内が水分不足になります。すると、腎臓は尿量を減らして、体内の水分量のバランスを維持しようとします。つまり、汗をかいたあとに水分補給が十分でないと、尿量が減少し、その結果、尿が濃くなります。そして、カルシウムやシュウ酸、尿酸などの物質が尿中に多くなり、結石がつくられてやすくなってしまいます。
尿路結石
