気温が高いと汗で水分がどんどん失われますが、汗をかいている実感がなくても体からは水分が奪われています。のどの渇きは、脳の中枢が体内の水分の水分量が少ないことを感知して働きますが、そのときにはすでに体は水不足になっています。体内の水分は2%失われると強いのどの渇きを感じます。さらに脱水が進み水分損失率が8%になると呼吸困難やめまい、10%で失神、20%を超えると生命の危険に及んでしまいます。体は多くの水分で満たされていますが、不足したときの水を蓄えておく機能がありません。そのため、のどが乾いてから水分を補給しても水分が必要な部位に届くまでには時間がかかってしまいます。つまり、のどが渇く前の水分補給が必要になりますが、高齢者は加齢により、のどが渇いたという感覚が鈍くなっていて、脱水症状に陥っていることにも気付かなくなってしまいがちです。さらに、アルコールの摂取も脱水に影響を及ぼします。夏はとりわけ冷たいビールが美味しく感じる季節でもありますが、アルコールとホップという利尿作用が高い成分を含むビールを飲むと、飲酒量以上の水分を排泄してしまいます。脳梗塞は、脱水症状が引き金となって発症するため、「汗をかいていなくても水分を補給する」「のどが渇いていなくても水分を補給する」といったことを常に心がけましょう。天気図で日本を覆っている太平洋高気圧がとても強く、晴れの日が続くため各地で猛暑になるおそれがあrますので、そのような天気図の日はこまめに水分補給に気を配りましょう。
天気と脳梗塞の関係
