ノロウイルスの感染について

ノロウイルスは今から45年以上も前にアメリカで検出されたウイルスで、強い感染力をもち、食中毒のような急性の胃腸炎が起こります。嘔吐や腹痛、下痢が主な症状で、軽い発熱が出る場合もあります。主な感染ルートはほとんどが口からの経口感染です。家族にノロウイルスに感染した人がいた場合など、手指を介して感染すると考えられます。食品取扱者が感染していて、その人を介して汚染した食品を食べた場合も感染すると考えられます。その他に特徴的な感染経路が、カキなどの二枚貝です。海水中のウイルスが貝の体内で濃縮され、生で食べた場合などに感染することがあります。流行する時期について1年を通して発生しますが、11月くらいから増え始め、12月から翌年1月にピークを迎える傾向があるようです。ノロウイルスを防ぐには基本は「手洗い」「加熱」「消毒」をしっかり行うことです。丁寧な手洗いは「手指に付着しているノロウイルスを減らすもっとも有効な手段です。調理を行う前、食事の前、トイレに行ったあとなどには、必ず手を洗いましょう。食品は十分に加熱すること。加熱処理はもっともウイルスの活性を失わせるために有効な手段です。加熱を必要とする食品は中までよく火を通してたべるようにしてください。食器・調理器具は消毒する。まな板、包丁、食器、ふきんなどは使用後すぐに洗剤で洗うとともに十分な煮沸消毒が効果的です。風邪の予防とともに手洗い、うがいなど励行しましょう。